名言シリーズ (獅子川Ver)




「僕はどうやらこの世における一個の旅人に過ぎないようだ。

君たちとてそれ以上のものだろうか?」


「かッけー謳い文句だッな」


「ゲーテですよ。獅子川先輩が好きそうな
感じがしたんで言ってみました」


は獅子川と会話しながらバインダーを
下敷きにしてノートに何かをメモしている。


「一人旅って、ふらり流れて明日は何が
あるかも分からない不安定な日々、
だけど普通に社会で生きるよりも自由で
生きている実感に溢れているんでしょうね」


「おうよッ!!楽しいぜ旅は!!

何が起こるかも分からねぇ。

どんな奴と会うのかも分からねぇ。

刺激に満ちてる日々だッぜ!!」


「獅子川先輩らしいですよ」


は笑ってシャーペンを動かす手を止めた。


「さ〜て、守備練習再開しますか。
あともうちょいで3000球達成ですよ!」


「おうよッ!!ってか猿野の奴が黒こげで
ほのかに肉の焼けてる香りがしてるッぜ」


「あれの復活スピードは
誰よりも早いから大丈夫です」


でも、私の場合は今の生活だけで
刺激たっぷりなんだよね。


END