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名言シリーズ(紅印Ver) 「黄昏は花の色 ひそやかな心の色 逢いたくて逢えなくて 静めても騒ぐ気持ち 人の夢とペンで書けば 儚い(はかない)って読むのですね 好きでした好きでした あなたへの花一色 ♪」 ※ 松田聖子 「花一色」より引用 歌詞にあるように透き通るような儚さが美しい歌 が耳に優しく入ってくる。 「全然オンチじゃないじゃない。ただ歌う機会が少なくて、 音程の取り方を知らなかっただけなのね」 紅印はパチパチと拍手して、照れ笑いをするを褒めた。 「うわーもう恥ずかしいです。 しかも古い歌を歌っちゃって」 「そうね。どうしてこれを選んだの?」 「…さあ、ただ浮かんできただけですよ」 紅印は心中で焦っていた。 人の夢とペンで書けば儚い…… 十二支の初戦、4番の彼の暴投の時に自分が 言った言葉と似ている。 あの距離でが聞こえるはずがないのに、 どうしてその歌詞を歌うのかと。 「漢字って皮肉が利いてるの以外に多いですよね。 若いって苦しいと似てるとか 幸せから一を引くと辛いとか 人の為の書いて偽りとか…。 毒が利いてる感じだなぁ」 「否定はしないのね」 「人生なんて苦が9で幸が1くらいなものでしょう。 だから幸福が貴重で皆が求めるんですから。 でも、苦が10になることは早々はないですよ」 「そうだと良いんだけどね」 「紅印さんは違うんですか? 素敵な仲間に会えて、したい事できて。 儚いって言えるくらいの短い間でも、そういう 時間を持てた事を素直に幸福だって思わなくちゃ 苦しみに押し潰されちゃいますよ」 「兄貴、おい兄貴!」 「あ、何影州?」 「何って兄貴がぼーっとしてたから声かけたんだよ。 何かあったのか?」 「…そうね、凄く幸せな事が」 貴女に会えた事が、一番の幸せよ。 END |
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