名言シリーズ(犬飼Ver)


「世の中は海に似ている。泳げないものは溺れる」


はぽつりと呟きをもらす。


「とりあえず、なんだそれ?」


と一緒に部活の後片付けをしている犬飼がその

呟きを耳にしてその意味が分からず聞き返した。


「スペインの格言だよ。犬君が好きかなって思ったの。

沢松君と子津君から聞いたんだけど、合宿の時にお猿君に

はっぱかけたでしょ?」


確信しているといった表情で犬飼の方を向く。


「……忘れた」


犬飼はの視線から逃げるようにそっぽを向く。


「素直になれないね。でも、おかげでお猿君は泳ぎ方を覚えたんだよ。

犬君は気づきにくい優しさって多いよね。でも…」



そういう所が犬君の良い所だよ。



の最後の殺し文句に犬飼が耳の先まで真っ赤になってしまったのは

言うまでもないだろう。



end