9.このままどこか、誰も知らない場所へ。(4444獲得様リクエスト)
「辞めるなら今の内だぞ牛尾御門」「そのままそっくり返すよ屑桐無涯」
やはり恒例のにらみ合いをする屑桐と牛尾。
「ほえ面かいても知らねーぞ馬鹿犬」「お前は泣きっ面見られねーようにしとけ」
やはりこっちもお互いの悪口を言わないと気が済まない御柳と犬飼。
「ウヒャヒャ!コッチの勝ちは大決定」「そんなのまだやってないからわかんないもんね!」
小さい同士で朱牡丹と兎丸。
「ちゃ〜んオラ頑張リング!」「!俺の勇姿しっかり見てろYo!!」
語尾変換仲間で久芒と虎鉄。
「身の程を知らしめてやるよ」「は!その眼帯はずされても後悔すんなよ!!」
最後あまり者で帥仙と猿野。
両者はコートの真ん中で睨みあう。
「第1回!!十二支野球部VS華武野球部バスケット対決!!」
オオオオオ!!!
司会進行の報道部沢松と華武と十二支の野球部員の歓声と共に始まった。
「前代未聞の対決!!野球部なら野球で勝負しろよ!というツッコミはなしだ!!
これは男と男の愛した女をめぐる過酷な試練だ!!今回の勝者へと送られるのは
柿枝嬢!!挨拶をどうぞ!!」
「どうしてこんな事になったか全く分かりません!!」
「それもそうだ。では解説しよう!つい2時間ほど前、嬢の姉である柿枝鶫先輩の
この一言からすべては始まった!!」
「あんた等あたしのに近寄りすぎよ!!もうちょっとほっといてあげて!!」
鶫の怒涛が響き渡る。
「いやだなぁ柿枝君。僕は君が誰よりも大切なだけだよ」
牛尾はいつものさわやかスマイルを崩さずに答える。
「有無。しかも殿自身もそれほど我等を嫌っているようには見ぬ也」
「HaHa〜Nいくら未来のお義姉さまでも恋のビートは止められないZe!!」
自分はまったく悪い事はしていないと口々に言い張る部員達。
「だからって……のいる華武に押し寄せなくてもいいじゃない!!」
そう、彼等が立っているのは華武高校の正門前。
偵察目的とか言いながら、バスケの試合をしているの応援に決まっている。
あたしの可愛いに変な虫が付いてたまるか!!
シスコンとしか呼べない柿枝の熱意は……更に追い討ちをかけられた。
「、試合頑張れよ」
「なら余裕で勝てるぜ」
「有難うございます無涯先輩、刃六先輩」
野球の練習は良いのだろうか。
そうは思っても応援してくれるのだから口出ししない。
「の勇姿はバッチリ写メで押さえておく気(о∀о)Ъ」
「ちゃん鼻かんで欲しいング」
「久芒さんそんな事してる場合じゃないですって!!」
「五月蝿くてごめんねさん」
「録先輩も白春先輩も芭唐君も墨蓮君も来てくれて有難う」
6人に微笑むのが話の話題となっている柿枝。
華武高校1年で、1年にしてレギュラーを取ってしまったスポーツ少女。
人見知りしない、明るい性格が好印象で男女問わず人気を集めている。
に惚れてる男なんぞ捜せばわんさか出て来る程華武にはいるのだ。
ピ―――。
試合開始のホイッスルが体育館に鳴り響く。
背は162cmとそれ程高いわけではないのだが、持ち前の反射神経と跳躍力で
チームメイトからパスを貰ってシュート!!
「まずは先制っすね!!」「流石俺が惚れ込んだ女だ!」
「ちゃ〜んナイスシュート!!」
いつの間にかに応援に来ていた十二支一行。
「む!?何故貴様がここにいる牛尾御門!!」
「何って君の応援に決まってるじゃないか。
頭の回転が遅いのも昔と変わりないね屑桐無涯」
「馬鹿犬に辰羅川!!お前等ここにいるなんておこがましいんだよ!!」
「うるせーぞ御柳、試合中くらい静かにできねーのか。ップ」
「お前等じゃには釣合わない気」
「はッ!!だったらお前等はどうなんだよ」
「俺等は埼玉の王者ング。釣合わない訳がないいんグ」
「の好みはバスケが上手い男だよ」
そこにツッコミを入れた柿枝鶫の言葉に一同の目が光った。
丁度、そこで試合終了。のチームの圧勝だった。
「というわで、どっちがバスケが強いか勝負って事になった訳だ!!」
アホかお前等。
そうこう話している内に試合開始。
「犬飼君パス!」
牛尾が犬飼にボールパス。
「させない気!!」
そこに軽快な走りでボールをさらう朱牡丹。
「シュート!」
ボールを足で蹴って入れる久芒。
ピピ――
ファールで十二支ボール。
「Hei!」
ドリブルでコートを駆け上がる虎鉄。
「キザトラ先輩そのままシュート!」
「OK!シュート!!」
十二支先制。
「くっそ〜ならこっちはダンク!!」
御柳が身長の高さを生かしてダンク。
2−2で同点
「とりあえず、はっ!!」
犬飼も負けじとダンク。
10分経過。
「お互い入れたらこっちも入れ、又入れ返す!!
20−20で同点!!フリースローで勝負!!」
沢松のアナウンスにも力が入る。
「思ったより良い試合してますね!」
元々、バスケ大好きのは大はしゃぎ。
「まずは十二支、兎丸!」
「エイ!」
スパッ
「ゴール!次は華武で朱牡丹!」
「こんなの楽勝気!!」
スパッ!!
「こちらもゴール!!次は犬飼!」
「フッ!」
スパッ!
・・・・・・決まりません。
「え〜フリースロー3順目に入りました」
「いい加減諦めろ!!」
「こっちだっては諦められないング!!」
「沢松君、私そろそろ帰りたいんだけど・・・・・・」
今、私が望む事、ぶっちゃけ疲れました。
こいつ等のいない誰もいない場所へと行きたいです。
+++コメント+++
…リクエストは華武と十二支の逆ハー。おかしいな。どこで間違った?
バスケ勝負なのはこの前作者の学校が球技大会だった事と人数を減らせるから。
そして、こいつ等は野球よりバスケの方が似合いそう。
だって、皆身長高いしね〜。
選ばれなかったやつ等は応援席で応援してます。
凪沙様、こんなんで良かったらお持ち帰り下さい。