タイトル『3.言葉が欲しい君と態度でしか示せない僕。(櫻蘭高校ホスト部 モリ夢)』

「崇、私の事ちゃんと好き?」

「…急にどうしたんだ?」

は俺の彼女だ。一般市民で、高1の時に剣道の大会で知り合った。

も助っ人として出場していたそうだ。


は公立の高校でソフトボールの主将をしている。

全国にも行った事のある強豪だそうだ。


だから、中々会えない。

週に何回かの電話。2・3週間に1回の家への訪問。

それだけが俺とを繋いでいる。

本当はもっと会っていたいのに。



「ん〜?ただ、崇の口数が少ないなんていつものことだけどさ。

なんか、突然と好きだって証拠が欲しくなる瞬間があるのよ」


だから聞いてみただけ。


はそう言って出されたお茶と茶請けを口にする。

は俺がホスト部に入っていてもなんとも言わない。

学校が違うのにかんぐりを入れない。

それは俺にとって良いことだが、それが寂しいときもあったりしなくもない。


は俺に興味がないのかと思ったりもする。

だから、さっきの発言は、本当に嬉しい。


グイ


の手を引っ張る。


「ふぇ?」


俺が何をしたいのか判らないといいたそうな顔だが、

そんなのは関係ない。


ギュウ


を自分の腕の中に閉じ込める。

の柔らかい体と暖かい体温が気持ちが良い。


「ふっなーんだ。心配する必要なかったね」



私は言葉で愛を欲しがった。

でもあんたは態度で言葉より分かりやすい愛を伝えてくれるもんね。



「好きだよ崇」

「…俺もだ」




それが私達の愛のスタイル。

あまり会えなくても、心はちゃんと繋がってる。


















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